小規模多機能の概要

正式名称は、「小規模多機能型居宅介護」
規模多機能 → 小多機と呼ばれることが多いです。

小多機は、住み慣れた自宅での生活を支えるための機能が備わったサービスで、
その機能とは、3つのサービスが1つに凝縮されています。

この3つのサービスを組み合わせ
24時間365日切れ目のないサービス提供が可能になっている制度です。

通い

・自宅~事業所への送迎も行えます。

・通いでは、調理、洗濯、散歩など日常生活の延長のような活動も行います。毎日やっていた家事をやる機会が減ることで、できることが減っていきます。生活リハビリの側面もあり、「できるを維持」することにつながります。

訪問

・自宅まで、スタッフが伺います。

・ホームヘルパーでは、手の届きにくいところまで小多機では行えます。

・安否確認のような、数分の訪問

・通いの前の外出準備

訪問

・自宅まで、スタッフが伺います。

・ホームヘルパーでは、手の届きにくいところまで小多機では行えます。

・安否確認のような、数分の訪問

・通いの前の外出準備

泊り

・緊急性のある泊りの対応でも可能。

・顔なじみのスタッフが泊りにもいるため、安心した環境で過ごせます。

3つのサービスを1か所で受けることで、

顔なじみのスタッフが一貫して関わることができます。

そのため、緊急性や一時的な対応に強いサービス形態です。

小規模多機能のデメリットとは

小多機では、ケアマネジャーの変更が必要になります。
利用していたサービスから小多機への利用に変更になる場合、
慣れ親しんだケアマネさんが変更になってしまいます。

また、料金が月々の定額制になるため、
料金が高いと感じることがあるかもしれません。