「伝えること」、「伝わること」の違い
本日は、社会生活を送る上で、最も大切で苦労するであろう
「伝えること」と「伝わること」の違い、について
綴らせていただこうかなと思います。
会社や学校、家庭においても、「伝える」ということが重要になりますよね。
簡単そうに思えたり、自分はできていると思いがちですが、
意外と上手に伝えることは難しいものです。
私は、人間関係が上手くいかない時の1つの要因として、
「伝えること」と「伝わること」が上手くいっていない時だと考えています。
私たちは、一人ひとり違う人間なので、認識のズレや考え方の違いは
必ず出てしまいます。
しかし、それを少しでも減らしていければ、
生きやすさにも繋がると考えられるので、少ない知見の中から
「伝えること」と「伝わること」の違いをまとめようと思います。
まず、大前提として伝える伝わるということに関する理論として
「伝えた」つもりでも、「伝わっていない」ことは、伝えたとはいえない。
また、私たちは超能力者でもなんでもないため、
伝えなければ思っていることは一切伝わらない。
ということを認識しておく必要があります。
当たり前なようで、意外とこれができない人・環境は多いです。
そして、伝える際には、5W1Hの理論で具体的に伝えるということが重要になってきます。
5W1Hの理論とは・・・
Whenいつ、Whereどこで、Whoだれが、Whatなにを、Whyなぜ、Howどのように
の英単語を頭文字をとった言葉で、情報を具体化し、整理することで、できる限り正確に伝わりやすくするための理論です。
自身が思っているより、自分の考えや状況を説明するには、以上のような具体的な伝え方が必要です。
そして、伝えたつもりでも伝わってないことは、伝えたとはいえない。
と冒頭で述べましたが、これを減らすには、
伝えたほうは伝わったかを確認すること
伝えられたほうは、こういうことで合っていますよねと確認をとってみる
こういった双方の意図的な確認を加えることで、認識のズレを埋めていくことが可能になってきます。
これらができるようになるためにはある程度の経験と練習が必要です。
日々のコミュニケーションの中で少しでも意識してみると
人間関係や仕事の質、生きやすさにも繋がっていくと考えられます。
私自身も、日々精進していきたいと考えておりますので
ブログを御覧の皆様も、ぜひ、「伝えることと伝わることの違い」
意識してみてはいかがでしょうか。